バンドマンがバンドの話をしないブログ(多分)

適当なことしか言いません。

秋M3新譜「ruins」セルフライナーノーツ

どうも、ふぁずです。

秋M3、スペースにお越し頂いた皆様ありがとうございました。ここ最近お騒がせしてしまったにも関わらず、温かい言葉を頂き嬉しく思います。


さて、セルフライナーノーツを書いていきましょう。



まず、今回の新譜の大きなポイントが1つあります。

今まで、クレジットの「コンセプト担当」の欄にメンバーの結月くんの名前がありましたが、実際には結月くんだけでなく、俺もコンセプトを考えてました。

しかし今回は、100パーセント結月くんだけでコンセプトを考えてくれました。(このアルバムが持つストーリー性、アルバムタイトル、曲タイトル、各曲のニュアンスetc...)

そして、結月くんからコンセプト案が来てから、俺がそのコンセプトを基に曲を作り上げ、あきさんにベースを弾いてもらい…という形で完成しました。

また、今回のジャケットの写真は俺が撮影したもの、ジャケットデザインはあきさんがやりました。


ちなみに今回の新譜のコンセプトは「衰退して行く都市」です。では、各曲の解説をして行きましょう。



1.Райский рай

タイトルは日本語で「失楽園」。この一曲目は、繁栄している都市を描いた曲です。では何故タイトルが失楽園なのか。

この都市は一見すると民の大多数が望んだ政策等が施行され、平和で不満の出ないような都市に見えるけれど、ごく少数の民には良いものに見えず、「こんな形での繁栄は望まない」「こんな都市は本当の楽園ではない」と思っているから。

まあ、こういう話、完璧に全員賛成なんて話はないですよね。

で、何も考えず賛成した民の気持ちを曲にしました。出来るだけ明るくバカっぽく。



2.光を射った君は今

この曲は、一見すると一曲目と地続きになってそうな明るめの曲ですが、平和な都市の影で弾圧される反対派を描いています。曲中のパーカッションは俺が演奏しました。

あとは、タイトルは某鬱ロックバンドの世界観を意識しました。



3.Hydra

平和な雰囲気は2曲めまで。この曲では、露呈する政府の黒い疑惑、そこを皮切りに民が政府に対して不信感を抱く様子を描きました。出来るだけゆったりで展開も抑揚をつけず退屈な雰囲気にしました。ストーリーのターニングポイントではあるけれど、登場人物には気持ち的な動きはあっても、物理的な動きはないはずですから。



4.影、消ゆ。

政府の黒い疑惑は、疑惑から確信に変わり、政府を擁護する人間はいなくなります。正に政府を守る影は消えたというわけです。

こうして政府vs全住民となり、抗争が始まります。その様子を描いたのがこの曲です。



5.ruins

そうして表題曲なわけですが、前半は抗争の激化、後半は抗争の収束を表現しました。お互いのエゴをぶつけ合った政府と住民は共倒れし、残ったのは、以前都市だった荒れ果てた街だけ。争いは何も生まないというわけです。



6.рай

この曲は、日本語で「楽園」というタイトルです。ストーリーの中心である反対派の1人が、一曲めで描かれたものではない、理想の都市を思い浮かべ、想いを馳せながら、現状に嘆きながら死に行く様を描きました。

初めて10分超えの曲を作りました。次は20分超えとかやりたいなあ。



てな訳で、「多数派の声ばかりが取り入れられる理不尽さ」や、「争いは何も生まない」こと、「他人と共存して行く事の難しさ」を念頭に置いて製作しました。


今回は、だいぶポストメタル感を増させることが出来たと思うし、今までで一番纏まりのある作品になったと思います。

また、原点回帰と称して、全曲インストにしました。



次回の新譜は、俺以外のメンバーが曲作りを担当する予定です。お楽しみに。では。


自分のバンドのこの先の話

どうも。また1ヶ月ぶりの更新です。

 

今日はいつもよりまじめな話を。俺がやっているバンド「アオイツキヲミテタ(以下オツキミ)」の話をします。

 

オツキミは、2015年5月に俺と結月君で結成、程なくしてシロ太くんが加入、2016年4月にあきさんが加入。それと同時にその年の春例大祭から本格的に活動してきました。

1年くらいでなんだかんだで5枚(スプリットも合わせたら6枚)も音源を出してたようで。

応援してくださる方々のおかげです。ありがとうございます。

そんなオツキミは主に東方アレンジをして、その界隈で生かされてきたようなものなのですが、来年春の例大祭にて頒布しようと思っているベストアルバムをもって、東方アレンジの活動を一旦休止し、今までも少しづつ挑戦していたオリジナル楽曲製作により力を入れ、そちらメインで活動していくことにしました。

 

理由は色々あるんですけど、うまくまとめられない気がするのでやめておきます。聞きたい物好きな方は、直接聞いてください。

 

一応今決まってたり、やる予定のスケジュールは、

 

10/29 秋M3サークル参加(O-21b。ミニアルバムを出します)

3月頃 スタジオライブを主催する予定です(会場が、まだ3月の予約を受け付けてないらしい)

5月  春例大祭で東方アレンジのベストアルバム出したい

 

 

こんな感じです。来年5月以降は、暫くオリジナル曲しか作らないけど、それ以外に何か大きな変更点はないです。今のところは。

 

ちなみに、俺自身は東方アレンジの製作は始動予定の個人サークルで継続していく予定です。

 

そんな感じで、ちょっとした報告は以上です。

 

最近は、バンドの寿命(ウチに限ったことではないです)とか、活動ペースとか、まあ色々考える機会があった(別に特段ウチのバンドが何かの危機に直面している訳ではないです)のですが、それについて書き始めてしまうと、ものすごく長くなってしまうので、また今度。

 

とりあえず、今は自分たちが納得できる環境で作品が作れるようにしたいですね。その第一歩が冒頭の報告であったり、ここ最近考えてたことやメンバーと議論したことです。

ずっと突っ走ってきた分、少し疲れが出てきていると思います。俺は自分のバンドが唯一無二だと思っているし、大好きなので、だからこそ好きなことは疲れた状態で中途半端にやりたくないので。好きなことをやることは、熱量がすごい分作り上げたり終わった後の達成感と同じくらい体力と気力が奪われると思いますよ。「好きなことやってんだから文句言うな」みたいな昨今の風潮が好きではないです。

 

…話めっちゃ逸れて来たので今日はこの辺にしときます。別に活動をやめるわけではないし、これからもがんばるのでよろしくお願いします。

では。

ポエトリーリーディングってなあに。

どうも。1ヶ月ぶりの更新となってしまいました。最近は体調を崩してました。遊びの予定は無理矢理決行しましたが、作業が1ミリも進んでないです。はっきり言ってやばい。秋M3当選したんだよやべえよマジ。作業の進捗半分以下だよ。

 

それはさておき、今日は「ポエトリーリーディング」というものについてお話をします。唐突な話題換えで申し訳ないんですが、久しぶりに文章を考えてるので、色々なまってるので許してください。

 

というわけで、今回のテーマに戻りましょう。

まず、ポエトリーリーディングって何?って感じだと思うんですけど、すげえ雑に言うと「曲やリズム(ヒップホップぽいトラックが主流なようです)にのせて詩を朗読する」ことを言うんですね。ラップともまた違う。

普通のヒップホップよりも俺はポエトリーリーディングの方が好きです。自分のバンドでも取り入れてます。

 

そもそもポエトリーリーディングを知ったきっかけは、こちらのMVでした。

www.youtube.com

 

元々DAOKOちゃんが好きで色々掘り下げてたらこの曲に出会ったのですが、再生した瞬間「これだ!」と。

儚くて透き通るようなdaokoちゃんのコーラスとトラック、そして「湧き出す」「溢れ出す」という表現が相応しい、躍動感を感じる不可思議/wonderboyのポエトリーラップ。リリックも、大人なら胸をきゅっと締め付けられてしまうようなエモさがあります。

 

こっちもおすすめ↓

www.youtube.com

 

 

で、じゃあ、ポエトリーリーディングってヒップホップ周辺にしかない文化なのか?っていうと、案外バンドものでも普及してます。

 

例えば…

 

www.youtube.com

 

最近売れてるMOROHA。暑苦しいポエトリーラッパーとアコギの組み合わせが斬新。曲のエモさに関しては、不可思議/wonderboyがきれいなエモさなら、MOROHAは生活感溢れすぎて汚い暑苦しいエモさ。一聴の価値あり。

 

 

そして、

 

www.youtube.com

 

アイドルまでポエトリーする時代。アイドルにあんまり興味ないけどこの曲は好きです。

 

あとはamazarashiは結構ポエトリー曲あったり、世の中案外ポエトリー要素のある曲って多いはずです。

興味を持ったら色々探してみては。そこからヒップホップにも飛べるし、バンドものにも飛べるし、案外色んなジャンルの分岐点になっているかも知れません。

都内のおすすめのラーメン屋

どうも。ブログを更新する意欲が高いから今日も更新します。

 

皆さんは、ラーメンは好きですか?俺は好きです。俺の持つ特徴の中で一番バンドマンっぽいかもしれない。なんでバンドマンは皆ラーメンが好きなんだ?これ、割と謎深くないですか?

 

そんなことは置いておいて、早速おすすめのラーメン屋を紹介していきたいと思います。対象は都内のラーメン屋。食べすぎで3年で15kg太った俺が言うんだ、信じてほしい。

それじゃ、レッツゴー。(本当は画像とか貼りたいけど、お店の情報のURLだけで我慢してね)

 

 

 

・RAMEN GOSSOU(新宿区・早稲田)

https://www.facebook.com/ramengossou/?rf=881984818565065

↑公式フェイスブック

 

https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130504/13190212/

食べログ

 

まずはこの店。すげえうまいんですよ(語彙力)

スープは濃厚な魚介系、麺は中太ちぢれ麺。そしてですね、チャーシューが独特で。普通のチャーシューって、ほろほろでちょっとぱさっとしてるのがデフォルトですけど、ここのはしっとりやわらか、ジューシー。マジで他にはない感じです。香り高いし。今一番おすすめ。

 

 

・眞久中(新宿区・早稲田)

https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130504/13187740/

食べログ

 

GOSSOUと同じ通りにある店。所謂二郎インスパイア。でも、ただのインスパイアじゃないんです。麺の太さが尋常じゃない。そして旨い。そして店員さんが皆優しい(ここが重要だったりじます)。

 

 

・めん徳 二代目 つじ田 飯田橋店(千代田区・飯田橋)

https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13058429/

食べログ

 

有名店。泣く子も黙るつじ田。とにかく麺がつるつるしててコシがあってうまい。店内の雰囲気もいいですよね。

つじ田は近場に点在してるので、制覇を目指すのも楽しいですね。

 

 

・鶏王けいすけ 秋葉原店(千代田区・外神田)

https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131001/13152221/

食べログ

 

ここ、知り合いのバンドマンにおすすめされたんですけど、すごいうまいっす。

あっさりな塩ラーメンにでっかい骨付き肉が乗って結果としてデブラーになってるの面白いし好き。うまいけど大きめの機材持って入ると置き場所に困ります。

 

 

・いとし家(立川市・錦町)

https://tabelog.com/tokyo/A1329/A132901/13173853/

食べログ

 

立川のらーめんたま館内にある家系ラーメン屋。立川マシマシも同じ館内にあるけど今回はこちらをおすすめします。

家系といえばこってりしまくっててヘビーですけど、ここのラーメンはそれなりに食べやすいです。かといってパンチは失ってない。濃い味が大好きなよくばりさんは濃い目を頼んだ方が良いでしょう。

唯一の欠点は、席数が少ないこと。(立地というか建物内に複数店舗が営業してるから致し方ない)

 

 

 

 

以上。途中で疲れて書くのやめそうになりました。

 

気分転換に、今日のおすすめの1曲。どうぞ。↓

www.youtube.com

 

 

 

 

ポストメタルって何さ

どうも。久しぶりの更新。俺は三日坊主のプロなので、こうして更新されるだけでもすごいと思って…って、この記事が3個目か。

 

 

さて、俺は普段「ポストメタル」というジャンルの要素を微かに含んだバンドをやっています。

多分日本人には馴染みのないジャンルですよね?多分本場でも盛り上がってるジャンルじゃないだろうし。え?知ってる?今更うるせえ?ディスクユニオンに1日中居るような人なら知ってるかもしれませんねえ。でもね、自分が知ってる事=世の中の人の大半が知ってる事って訳じゃないのよ。

 

というわけで、ポストメタルってどんなジャンルなのかを大雑把に紹介した後、オススメのバンドを紹介します。

 

 

・ポストメタルってなあに?

 

簡単にいってしまうと、メタル(スラッジやドゥーム)にポストロックやシューゲイザーのノリ、特徴を混ぜた滅茶苦茶なジャンルです。ウィキペディアにもおんなじようなことが書いてある。

 

俺が人にポストメタルを説明するときは大体

・バンドによって多少の差はあるものの、大抵はスロー、まったりもっさりした展開(スラッジ、ドゥームメタル的要素)

・バンドによってはクリーントーンや空間系エフェクターを駆使した幻想的、印象的なフレーズを入れてくる(ポストロック的要素)←ジャンルの初期の頃にはあまり見受けられない

・ギターが轟音。音の壁。(シューゲイザー的要素)

 

って言ってます。大体の人は納得してくれてるはず。

あ、ポストメタルの起源とかはウィキとか見てください。こういう記事書いてる人ほかにもいっぱいいるし。

 

ちなみに俺が何故ポストメタルが好きかって、結局バンドによって違いはかなりあるんですが、メタルもポストロックも好きで、シューゲも聴くようになった時期に、それらすべてを合わせたジャンルであるポストメタルに出会ったってのがデカいです。

まあ、かといってポストロックが好きな人が好きな人が聴いても、この二つのジャンルって意外と距離感は遠いかもしれないです。あくまでも、メタル派生のジャンルですから。(かといってメタラーからの支持も微妙だとどこかで聞きました。どうなってんだこのジャンル)

 

 

・オススメのバンドは?

 

俺はここで自分のバンドを勧めるほどがめつくはないです。ここでは100パーセント俺の趣味の話しをします。

 

じゃ、いってみよー。

 

 

・Pelican

 

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まずはPelicanというバンド。俺が初めて聴いたポストメタルバンド。多分聴きやすいです。これからポストメタル掘り下げていきたい人にオススメ。

 

初期は泥臭い、本当にドが付くようなポストメタルバンドだったんですけど、近年の楽曲は割りとポストメタル的要素の割合が高くなってきています。

 

 

・Jesu

 

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次はJesu。俺が知っている中では」、一番シューゲ要素の割合が高いバンド。この気だるさのある曲調とボーカルにハマッて抜け出せなくなる人、いるはず。

そして、もちろん音はこの上なくヘヴィで、汚い(褒め言葉)です。

 

 

・In the Silence

 

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プログレとかに分類されがちなバンドなんですが、バンドのバンドキャンプのタグにポストメタルってあったし、俺もポストメタルだと思うので。何よりかっこいいからオススメしたい。

いやあ、美しすぎでしょ。よくこんな綺麗でいて凶暴な曲を書けるな、と。

ポストメタルの良さは、静と動がはっきりしたところ、「動」の部分がこれでもかと爆発した時にあると思います。

 

 

・If These Could Talk

 

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このバンドは、ポストロック色が非常に強いですが、ポストメタルバンドでもあります。俺はそう思う。一番好きかも知れないですね。とにかく最初はクール。でも絶対後半は展開がアツい。

 

 

・Isis(band)

一応PV内で人が飛び降りるシーンとかあるから閲覧注意です

www.youtube.com

 

最後は今は亡きポストメタルの王、Isis。あのイスラム過激派組織じゃないです。

このバンドを紹介しないと終われないです。言葉はいらないです。これこそポストメタル界の王者なのです。

 

 

 

以上です。気に入ったバンドはありましたでしょうか。あったら嬉しいです。何せ、ジャンルが瀕死の状態ですから。

 

数年前に、ポストメタルの一時代を築き上げ、王者となったIsisが解散、メンバーのアーロン・ターナーが立ち上げたハイドラヘッドレコーズは一度運営を止め(今は復活しています)…。このどん底から這い上がりきっているかわからない状態。はっきり言って王者のいない状態。

この記事が少しでもポストメタルの知名度向上に繋がり、発展の手助けになれたらと思います。アングラなジャンルだけど、人が集まらなさ過ぎてジャンル自体が死ぬのは嫌だからね。

 

では。

 

 

絶妙な知名度の低さの、オススメのバンドを紹介するので聴いてほしい

 

どうもこんばんは。

今日はさっそくブログの名前を否定する記事です。

 

タイトル通りなんですけど、あるじゃないですか、特定のジャンルに精通した人とか、音楽に対して早耳な人くらいしか知らないバンド。

今回はそういう絶妙にマイナー(でも本拠地となる国やその周辺では有名。そして日本でも少しは知られてる)なバンドを紹介します。

この記事を見て、好きなバンドが少しでも増えたら嬉しいな。

 

Lost In Kiev

www.youtube.com

 

まずはこちら。フランスはパリで活動するLost In Kiev。

ジャンルはポストロックだと思うんですが、そこにほんの少し激しさや骨太なサウンドを足した、聴き応えのあるバンド。

しかも、激しさだけじゃなく、シンセのチープで浮遊感あるサウンドが良いスパイスになってます。あと、個人的には上のPVのエフェクターボードの置き方がツボです。

 

上のPVもおしゃれかつかっこいいんだけど、グッズもセンスにあふれてるから要チェック。↓

https://lostinkiev.bandcamp.com

 

 

 

②Молчание Моря

www.youtube.com

 

ロシアのトムスク出身のバンド。

このバンドは所謂ポストメタルに分類されると思います。

なんだろう、綺麗なイメージのポストロックとは違って、この手のジャンルのバンドは、基本がじめっとしがちで(それが良いのです)、暗くて泥臭さもあって・・・好きです。(語彙力)

バンドの情報があまり見つからなくてショック。バンドキャンプはあるのでチェケラ。↓

https://lesilencedelamer.bandcamp.com

 

 

 

 

Sleep Dealer

www.youtube.com

 

またまたロシア(モスクワ)のバンド、Sleep Dealer。

まずPV素敵じゃないですか?こんなんずるいですよ。まずPVだけで白飯5杯いける。

そして極上の浮遊サウンド。この心地よいサウンド堪らないです。それだけでビール3杯いけますね。

しかも綺麗で幻想的なサウンドの中にちゃんと激情的なパートがしっかり存在する。これは全世界のポストロックファンの心を掴むのではと思っています。

しかし、ロシアのバンドは詳細わからなさすぎる・・・。

bandcampはこちら↓

https://sleepdealer.bandcamp.com

 

 

 

④fulusu

www.youtube.com

 

ここに来て急に日本のバンド。fulusuです。

全員バカうま、かっこいい。

そしてこんなにも「エモーショナル」という言葉がぴったりハマるバンドは彼ら以外今国内には居ないとすら思います。

本当に素晴らしいのでbandcampとかチェックしてください(もし俺が思ってるより有名だったらごめんなさい。心配になってきた)↓

https://fulusu.bandcamp.com

 

 

 

Lights & Motion

www.youtube.com

 

スウェーデンのポストロックソロプロジェクト。でもポストロックよりも壮大で神秘的かもしれない。SFとかあとはちょっとスピリチュアルな雰囲気の映画とかのBGMっぽい気がします。すごく聴いてて癒される。

この手のジャンル聴く人の間じゃかなりの知名度のはずなんだけど、その外に出ると一気に知名度が低くなるイメージ。もっと評価されていいと思うんだけど・・・。

bandcamp↓

https://lightsandmotion.bandcamp.com

 

 

 

 

はい、とりあえず今日はここまで。もう眠いし。どうだっただろうか・・・「全部知ってるわい」って人居たらごめんなさい。

すげえ短いし文が内容スカスカだったけど、気に入ってもらえると嬉しいです。

多分たまにこういう記事書くかもしれないです。

んでは、おやすみなさい。

スーパーの精肉部門に入社したら精神が死んだ話

どうも。はじめましての方は初めまして。ふぁずです。

今まで使ってたとこよりはてなブログおしゃれだなあと思って移行しました。これからはこっちで下らない事書かせてください。

 

 

では、タイトル通り、以前勤めてた会社での話を書くんですが、前置きとしていくつか。

 

・今からする話は、スーパーマーケットの業界全体をdisる為に書いた訳ではありません。

・出したら俺の身が危険になる気がするのでスーパーの企業名(関連企業名も)は一切出しません(当たり前か)

・スーパー業界にこれから飛び込みたい人を引き止めるための記事ではありません。

 

以上。他にも注意事項書くつもりだったけど忘れたからいいや。んじゃ、早速書いていきますかね。

 

 

 

まずですね、スーパーの精肉部門に入社するきっかけってのはですね、高校の時なんですよ。俺の通ってた高校、就職率がものすごいアホみたいに高い学校で、就活の時期は廊下にクソほど求人の紙が貼り出されて。

で、自分は就職とかあんま考えずに適当に過ごしてたらあっという間に季節が過ぎて。で、やべえなあって求人適当に眺めてたらめっちゃ基本給がいい求人があったんです。

 

北関東某県を拠点とするスーパーの精肉部門。基本給25万。高卒でですよ?最初からこの基本給?って。

 

んで、金に釣られてあれよあれよと面接へ。

面接の為に北関東に3時間とかかけていくんすよ。しかもなぜか会社が用意したちっさい旅館に前泊。ちなみに試験受けに来たのヤンキーか根暗しかいなかったです。地獄かよ。

試験で出会った同じ遠征組と適当に仲良くなって、試験も難なく、面接も適当にやり過ごして、帰宅。

そっからどれくらい経ったかは忘れたけど、合格通知が来て。その時は喜びましたね、そりゃ。

 

その後は何回も本社で説明や座学受けたり、入社前に意味のない研修受けて。朝5時に起きて意味わからん体操させられたのが一番意味わからなかった。まあ、本社とか行くと毎回交通費出してくれたのは良かったけど。

 

で、晴れて入社。家は、配属された店舗(北関東某県の割と栄えてるとこ)の近くのレオパレスが与えられました。

 

ここまでなら「まあレオパレスか、とは思うけど待遇良いじゃん?」とか思うでしょ。俺も思ってましたよ、ええ。

 

入社してからが地獄でした。

入社後1週間くらいは定時(19時)より早い15時に帰らされました。

その後は19時まで。

で、それなりに慣れつつあったのですが、こっからどんどん辛みが深くなっていくわけですよ。

俺は不器用、物覚えが悪い。そしてスーパーの精肉部門は職人の世界。これが最悪の相性で。最悪の不協和音を奏でることになるわけです。

 

ミスを少しでもすれば怒鳴られ、セールを呼びかけたりする為のマイクで殴られ、馬鹿にされるわけです。そういう「筋肉!」みたいな世界だということを知らなくてですね。そりゃあおったまげたし落ち込みましたよ。ふとした拍子に趣味も知られて(音楽だったりオタク的なものだったり)もうそれすら馬鹿にされるわけですよ。

 

んで、それに加えて、労働時間とかも追い討ちをかけてくるわけです。

入社して1ヵ月後くらいに繁忙期を迎えたのですが、出勤は朝5時から6時の間、退勤は深夜3時頃。いや、馬鹿でしょ。頭おかしい。

この時は「俺は何のために生きてるんだろう」って思ってました。昼休みに近所のモスバーガーハンバーガー食いながら号泣してました。休日はヒトカラしに近所のカラオケ屋に篭ってSiMのKilling meを泣きながら歌ってました。何回も。

 

ちなみに、なんでこんなあほみたいな拘束時間なのかというと、忙しいからなのは当然。

(開店前は開店準備→開店後は商品を切らさぬようひたすら商品を作りつつ客注を受ける→閉店後は翌日の商品の準備。という流れ)

でも、ひとつ問題があって。精肉部門のリーダーがやたらちゃんとした昼休み以外に休憩を入れたがる。いや、休憩をくれるのはありがたい。でも無駄に一日6回とか。長いときは1時間とか。しかも自由にではなく強制的に部門のみんなで店裏で。

いやいや、そんなんだから仕事おわんねーの!!!!しかも毎回話題は「ギャンブル、風俗、金」!うるせー!!!!!!!!!何で毎回!!!???

 

まあ、まあ、ここまで追い込まれても最後は金ですよ。手取りさえ良ければまあ我慢できるかもしれないですよ。

 

でもそれすら俺を裏切るんですよ。最初は求人通りの額面だったのに、意味不明な引かれ方をしていき最後は15万とか。いや、どんだけ引く気だよ。あほか。

 

 

ということで何もメリットを感じないし身も心も弱っていたので(ここには詳しく書かないですけどまあそれなりに行くとこまではいってました)辞めることに。

 

辞める1ヶ月前に、今現在勤めてる会社に採用してもらって、そっから辞表を出しました。

そしたらもうね、風当たりがばんばん。最終的に家族まで馬鹿にされましたね。いやいやうるせーよって思ったくらいでしたけど。とにかく毎日「辞めるの早すぎわろたwwwあほくさwww」みたいな感じの態度を職場の全員からされましたよ。

 

 

まあ、こんな感じでどうにか今は普通に暮らしてます。

とにかく、「拘束時間が長い」「職人気質」「意外と無駄が多い」って感じでした。

あと、作業場汚かったですよ。ミンチにする機械とか普通にゴキブリがいたり。店裏は埃とごみだらけだったし。

 

こういう話の流れでよく、「仕事がつらい人は勇気持ってやめよう」とか無責任な締め方しがちですけど、それが出来ない人もいるのはわかってるので、出来ることから始めたらいいんじゃないですかね。自分は誰かの人生にあれこれ沢山口出しできるような人間とは思ってないし、その人に合った打開の仕方があるはずなんで。まあでも、もしこの記事見てる人で仕事つらいって思ってる人がいたら、なんらかの手段で連絡とかくれれば話くらいは聞けると思います。役に立てなくてごめんなさい。自分でどうにかしてください。それが一番です。家族がいるなら相談してみてください。

 

この記事見て「大したことねーじゃん」って思ったあなた。あなたは俺より強い人間なんですね、尊敬します。これからも強いあなたでいてください。

 

何はともあれ、俺はあのスーパーを許さねーぞ。

 

以上です。まとまりのない記事失礼しました。